こんにちは。
関東では、緊急事態宣言が間もなく出るそうです。新年早々、気持ちが落ち着かない方も多いと思います。私自身も、落ち着かない日々です。
新年1月に起こる出来事は、2021年に起こる出来事のひな型だと言われています。ということは、こういう事態はいつでも起こりうると考えた方がいいのかもしれません。
緊急事態宣言が避けられない今、その期間をどう過ごしたらいいのか。心のあり方がとっても大事だと思うのです。
そこで今回は、柔よく剛を制すというお話をしたいと思います。
私たち人間は、生まれてきた時は、柔らかく、骨まで柔軟です。ところが年と共に、だんだん体が硬くなり、死ぬと硬直状態になります。つまり体の柔軟さは、健康や若さのバロメーターであり、硬さは老化現象といえるのです。これは体だけではありません。考え方、思考方法も同じです。
若いときは、発想が自由で、考え方も柔軟ですが、年とともに学んだ知識や経験に縛られる上に、現代社会の競争原理、功利主義にさらされているうちに、考え方が狭く硬直し、脳も思考の柔軟さを失って、老化してしまうのです。
私たち大人が、日々起きている毎日の少しずつの変化に興味を持ち、日常の変化に気づく柔軟さを持てたら、私たちの人生は、ずっと楽しい日々となると思いませんか?
朝、窓をあけて感じる冬の凛とした空気も、日差しの温かさも、少しずつ変化をしていく自然なども、そして、あなたの大切な人の表情ひとつとっても、すべてが昨日と同じものは一つとして無いのです。
無機質な高層ビルの会社に到着するまでの小さな変化も、毎日会う人たちの本当に嬉しそうな表情も、窓から見える景色にも、毎日たくさんの変化があるのです。
ただ仕事の効率だけを考えて大切な一日を過すのでなく、ただただ情報に振り回されて不安な時間を過ごすのではなく、まわりの変化に興味を持って生きれば、これからの人生を考えるきっかけになり、様々なアイデアも浮かび、気が付けば人間関係も楽しくなっている自分に気が付くはずです。
それこそが、若々しい柔軟な生き方であると古典は教えているのです。
日常に楽しい変化を見つけて、脳を柔軟に。
さあ、若返りです。
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