皆さま、明けましておめでとうございます。
昨年1年間、大変お世話になりました。沢山の皆さまにご縁を頂戴しました。心より御礼申し上げます。ありがとうございます。
運命学で新年というのは、2/4立春から本格稼働です。ですが、冬至(昨年は12/21)から新年の運は入り始めています。ですから、年末から、新しい動きや気配を感じている方も多いかと思います。今回は新年最初のブログですので、2022年のお話をさせていただこうと思います。
運命学では、天の気、地の気、人の気が私たちの人生に影響を与えると言われています。2022年の天の気は壬(みずのえ)、地の気は寅(とら)、人の気は五黄土星です。
壬:広がる、情報、役割、信頼
壬は陰陽五行で水。運命学では「海」に例えられます。海を想像していただくとお分かりだと思うのですが、海は地球上に大きく広がっていますよね。また全世界ともつながっています。ここから、今年は「広がる」「海外」というのが大きなテーマとなります。
運命学では水は情報の宝庫と言われています。地球の歴史がそこに刻まれています。水の気の影響を受ける今年は「情報」や「知恵」ということもクローズアップされるでしょう。情報の海と言えば、インターネット。ますますネット社会が中心となってくると思います。
壬に人を足すと、任という文字になります。これは、役目、役割を意味します。
きっと自分の役割について考える一年となる。その中で大事なのは、自分の役割を再認識することだと思います。私たちは世のため人のために役立つために生まれてきたのです。その役割を思い出し、果たしていくことがこれまで以上に大切になってくるのではないでしょうか。
また任は、任せる、任されるという意味でもあります。人に任せること、人から任されること。それは、信頼に応えることです。2022年、信頼というのも、大きな意味を持ってくると思います。これはチーム力が重要だということでもありますね。
寅:前進、挑戦、演じる、正す
次に地の気、寅です。寅は春。大地からの芽吹きです。独立進取の気を持っています。萬物の出発するところであって、前進という意味を持っています。出発時や物事のはじめに良さを見せます。
開発・前進の気が旺盛になってきますので、観察力と洞察力、直感が大事になってくるでしょう。これには勇気を持つことが必要です。思い切って挑戦していく人が注目されていくでしょう。また、私たち自身にもそういう気持ちが芽生え高まっていくと思います。
寅に水を付けると「演」。何事も演じることが大事だということです。大切なのは心です。どんな心を伝えていくのか、ということだと思います。
寅という文字を象形文字としてみた場合、「矢を両手で引っ張る」いう意味があり、ここから「正していく」という意味があるのです。よりよき世界に正していこうという心を伝えていけ、そんなメッセージにも聞こえますね。
五黄土星:破壊と再生、逆境
そして、五黄土星です。五黄土星は、破壊のエネルギーであり、再生を意味します。スクラップアンドビルドです。これまでの古い体制や常識が壊れ、新しい体制や常識が作られていく。それが、私たち人間に大きく影響します。
逆境、そして、不撓不屈の精神という意味もあります。私たちの想像をはるかに超えたことが起きる可能性がかなり高い。その中で、いかに自分らしく生きていくのか、試される一年なのではないでしょうか。
2022年は固定概念を捨てる
2022年は、固定概念を捨てる、くらいの覚悟が必要です。これまで通りということにはならないでしょう。何物にも縛られない、自分らしい生き方が求められていくのだと思います。
そして、自分は一人ではない、すべてのものとつながっているのだというのも、強く実感していくことでしょう。最初は孤独を感じるかもしれない。でも、未来を信じて努力を続けていけば、まるで人生を変えるような出会いもあります。
最高の一年にするかどうかは、自分自身にかかっているのではないでしょうか。