1年で最も昼の時間が長い「夏至」が間もなくやってきます。
日本では「夏至」は特別な運の変わり目です。「天照大御神(あまてらすおおみかみ)様」が、「日本を最も長く照らしてくれる日」と言われ、田植えの目安にもなっていました。
伊勢市にある二見興玉神社では、夏至を「太陽のパワーが強まる日」と考えて、夫婦岩の間から上る朝日の中、禊(みそぎ)神事が行われたり、各地の多くの神社では、年に二度ある大祓「夏越の祓(なごしのはらえ)」が行われます。
これはその年の前半に溜まった、心身の穢れや災厄の原因となる過ちを清めることが目的。夏越の祓では茅の輪を神前に立て、3回くぐりながら「水無月の夏越の祓する人は千歳の命のぶというなり」と唱えると良いとされています。
2022年の夏至は特別なターニングポイント
その「夏至」ですが、2022年の今年は、かなり特別な「開運のターニングポイント」なのです。
皆さんは、今年に入ってからこの6月まで、どういったことが印象に残っているでしょうか?
私事ではありますが、これまでの流れが急に切れたり、これまでお付き合いのあった方々が離れていったり、これまでの常識が通用しなくなったり。目に見えない力が、強制的に運の切り変わり目に進ませようとすることがかなり多かった気がします。この流れ、6月に入ってから顕著で、驚くばかりです。
せっかくなので、この運の流れを、占ってみてみました。
禅からのメッセージ
易からのメッセージ
神様からのメッセージ
全て、新しい時代を迎えるための準備であり、意識改革が必要なことが起こっているということなんです。
夏至を境に、目に見えないものが見えるように
「夏至」は最も”陽”のエネルギーが強い時です。この日を境に、”陰”のエネルギーが入り始めます。
”陽”のエネルギーは、非物質的で、より動きのあるエネルギーで、より速く、より温かい性質を持ちます。一方、”陰”のエネルギーは、より内側にある、心理的な性質があります。感情、印象、感覚などに関わります。
さらに深く考えていくと、[陰]は外のものを受け入れる、受容の性質があります。観察し、許容し、適応するのが[陰]です。
「夏至」を境にして、次第に、目に見えないものが、目に見えるものに変わっていくということです。
2022年の夏至、6月21日の運勢は?
今年の「夏至」である、2022年6月21日の運勢を見てみると―
元の形状は失われていますが、だからこその可能性を秘めています。厳しい環境にありながらも家庭を大事にすることです。優しい人でいることです。瞬間的な能力により、現在、今に全てのエネルギーを使います。精神的な不安も多くなるため、自分の目標に向かってコツコツと努力すること。その結果、厳しい環境でも結果を出すことができます。
やはり、この日を境にして、大きく変わっていくようですね。特に、今年は10月・11月に大きな変化が起こりやすい運勢ですから、なおさら、今から準備しておかないと間に合わないのです。
「夏至」を境に―
禅:
「自分にとって必要なものは何か」に気付くことで、自分の道の存在を知ることでしょう。そこにあることこそ、本当の現実です。
易:
自分ひとりの力ではなく、人と力を合わせて協力して事に当たりなさい
神様:
世の中は循環でできています。人もモノもお金も循環していくことが本来の姿なのです。
禅も、易も、神様も、全てが新しい時代を語っておられると思います。
ですので、今年の「夏至」の迎え方は、非常に大きな意味がある、と言っていいでしょう。
そのために、ぜひ皆さんにやっていただきたいことがあります。
夏至までにやってほしいこと
それは、自分の行くべき方向、ゴールを設定するという、これまで何度もお伝えしたことなんです。
もう、これまでと同じやり方でこれまでと同じ結果を出すという時代ではなくなっていきます。これまでと同じように、社会が周囲が常識がこう言っているから、という他力本願的な生き方では、厳しくなってくると思います。自分で考え、自分の意志で、夢を持ち、情熱を燃やして、みんなで最高に幸せになるという未来実現を目標に、進んでいくことです。
ですので、自分が最高に幸福な未来ってどんな未来かを考えてください。
実現できるかどうかなんてどうでもいいのです。まずは「実現したい」と心から思えるような未来設計をぜひしてください。この設計図があれば、「夏至」以降の”陰”のエネルギーで実現しやすくなっていきます。
もう一度伝えます。
これまでと同じというわけにはいきません。
自分がこうしたいと心から思うことが、新しい時代に乗るカギです。
6月21日までまだ時間があります。ぜひ、自分の未来予想図を作ってくださいね。