いつも同じ失敗を繰り返してしまう、同じ問題を抱えてしまう方って多いと思うのです。
僕自身、いつも抱えるのは同じ問題です。
恋愛であれば、相手との信頼関係、突然連絡が取れない・・・
仕事であれば、依頼が減ってきた・・・
お金であれば、大きな出費が重なってどうしたらいい・・・
50歳を過ぎても、目の前にこの問題が起こるとパニックになります。不安だし、落ち着かないし、眠れないし。。。メンタルはネガティブ一色になります。
同じ失敗を繰り返してしまう人の4つの共通点
なぜパニックになってしまうのか?それにはある共通点があることを知りました。
共通点① すぐに問題を解決しようとして、対応策を出そうとする
とにかく「なんとかせねば」という気持ちが先行していきますから、思いついたことをすぐに実行してしまいます。何度も何度も何度も何度も相手に連絡してみたりしましたね。とにかく焦って、日ごろあまりできてない営業連絡してたな。もうとにかく早くお金が欲しくて欲しくて、つい、簡単な儲け話に手を出して何度も失敗しました。
問題を捉える視点がいつも変わらないこと、また、苦しさから早く逃れたい一心が強いんですよね。でもこれでは同じことが繰り返されるだけです。。。
共通点② 表面的にしか捉えてない
もう起こった現状にばかり夢中になっているので、なぜこんな状況になったのか考えようなんてことにも気づけていないのです。「何とかせねば、何とかせねば」と解決策ばかり探って、見つけたら、やってみての繰り返しです。
でも、これはいつもコケてあちこち擦りむいている時に、傷口ばかり気にして絆創膏を貼るだけで、気を付けて歩こうなんて思いもしないってのと同じだと思うんです。
共通点③ 精神論で解決しようとする
「僕が我慢すればいいんだ」「何度もやっていたらいつか相手に届くんだ」「やる気が大事だ」「忍耐あるのみだ」「努力せねば」
こうした強い精神論、根性論があればきっといつかは解決するという、まったく意味不明の行動をしていませんか。
心が現実を作るのは確かです。でも、この場合は強く思えば思うほど「現実がそうでない」と強く肯定してしまうんです。「努力すれば稼げる!」「努力すれば!」「努力!努力!」と言えば言うほど、稼げていないと自分に言い聞かせているようなものです。
共通点④ 解決策をひとつしか出さない
とにかく素早く、できれば簡単に解決したいと考えるものですから、出した対応策を何度も何度もやるんです。問題なのは「何度も何度もやる」という間は、他の解決策を考えることをやめてしまうという点。結果が出ないのに、これが解決方法だ!と鬼の形相で思い込んで突っ走る。。。解決してないんだから、冷静にならないと。
ね、こういうこと、ありませんか?これはすべて私、経験しているだけに、もう、一言も反論できません。
同じ失敗を何度も起こさないようにする3つのポイント
では、どうしたら問題を解決できるのか。絶対に押さえて、実行したらよいポイントを3つお伝えします。
ポイント① 本当の原因を探る
連絡ない、儲からない、お金がない、、、これらすべて原因があるのです。この原因を徹底的に具体的に探ってみるのです。なぜなぜなぜを繰り返していくのです。もうこれ以上出せないくらいまで原因を出してみます。
例えば
「なぜ大きな出費があると不安になってしまうのか」
↓
次の大きな出費が来た時に対応できない
↓
大きな出費分の稼ぎをどう作ったらいいかわからない
↓
稼ぐための対策をしていない
↓
日々の業務に追われてしまっている
↓
仕事の優先順位がつけられていない
↓
仕事の目標と手段が明確でない
であれば、まず仕事の目標を決め、その目標をどのように対応すればいいのか検討をして、目標達成までのプロセスを整理し、できるところから実行、チェックをしていく。
というように、原因が具体的になればなるほど、対応策が具体的になり、問題の解決につながっていきますよね。
ポイント② 仮説を立て、可能性の高いものからやってみる
起こっている問題の原因の仮説を考えつくだけ考えてみるのです。次に仮説について、解決の可能性が高い、と考えるものからやってみます。やってみて効果が薄ければ、次の仮説、解決策と続けていきます。
例えば
「お付き合いしている相手から連絡が来なくなった」
できる対策としては―
①相手をねぎらうメッセージを送る
②少し時間を置く
③頃合いを見計らって連絡してみる
できる対策としては―
①自分にとってもこのお付き合いがどうか考えてみる
②相手に対して自分がやってきたことを検証する
③冷静になって相手に気持ちを伝えてみる
できる対策としては―
①相手に対しての自分の気持ちを整理する
②きちんと相手に確認をする
③相手の人間性を検証する
こうしていく中で、冷静に問題を捉え、冷静に対処することができるようになります。
ポイント③ 問題を見つける
同じ問題を抱えてしまう、同じ失敗を繰り返す前には、お知らせ現象というものが必ずあるはずです。これまでと対応が変わったな?このところ受注金額が下がってきたな?最近、財布のひもが緩んでいる気がする・・・こういう状態であるのに、きっと気のせいだと思ってしまいます。これは、人間が変化を好まず、このまま継続したい生き物だからなのです。
でも、自然は常に移り変わっていきます。
ココロ:コ=ここのつ=「9」の数霊→次のステージに進む意味で、そもそも、ココロは安定しないのです。常に変化していく事態の中で、問題が起こる方が必然なのです。その問題を乗り越えてこそ、人間は成長するのです。
算命学では、10年周期で人生の課題が変わると言われています。しかし、その前の10年で課題をクリアできなければ、何度もその課題は出題されるのです。天中殺は、課題クリアすることができる大切なタイミングなんですが、この期間に課題解決しないと、天中殺が終わっても課題は残るのです。
同じ問題を抱える、同じ失敗を繰り返す、というのは、ある意味、成長進化には欠かすことができないのかもしれません。抱えるくらいですから、その人にとって、本当に大事な課題だとも言えます。
何度も何度もというのは、それだけ神様に期待していただけているということです。ぜひ、今回のポイントを実践して、思いっきり成長進化しませんか?