新シリーズ、スタートです。
今回のシリーズは、九星気学の親というか、大元になった陰陽五行についてご紹介していきたいと思います。
陰陽五行とはそもそも何か。
この世は最初は何もなかった。そこにひとつの点が生まれ、その点が、陰と陽のふたつに分かれた。(陰陽とは、上下、男女、高低、右左、プラスマイナスという2極のこと)
このうちの陽の特に熱いのが火となり、残りの陽が木となり、このうち陰の特に冷たいのが水となり、残りの陰が金となり、そしてそれぞれの余りがあつまって土となる。そうして、世が作られた。
との教えから生まれた運命学。
ですから、この世は、木火土金水に分かれていて、すべてはこの5つの気のどれかから影響を受けている、という考え方なんです。
これに、数字と色を組み合わせたものが九星気学。実は九星気学は日本で誕生した占術でして、考えついた祖の聡明さに脱帽するのであります。
ということで、九星気学は9つの分類でしたが、今回は5つの分類で、いろんなことがわかる、開運陰陽五行をお伝えしていこうと思います。
シリーズ、第一回目は「木」
スタートダッシュ!
木は平和のシンボルなんです。木は豊かに生い茂るのは、平和な空間、そして、平和な時代ですよね。豊かな木が生い茂る森には、沢山の生命が躍動しますよね。そう、木は、平和であり、誕生であり、発育であり、成長。外へ向かっていく、拡張のエネルギーなんです。
だからね、お休みの日にお出かけして、森林浴をして、お気に入りに木に触れて、その命を感じるという瞑想法があって、神社にある木に触れられている方がいらっしゃるのは、この瞑想を実践されているんですね。
ですから、最近しんどくて、ついうつむきがちな方は、ぜひ、木のエネルギーを補給してほしいのです。
上記のような瞑想法でなくても、お部屋に観葉植物を飾るとか、木目調の家具を置いてみるとか、木目調のアクセサリーを付けるとか、ストライプ柄や花柄のファッションを楽しむとかされるといいですよ。
木のエネルギーを取り入れる色もあります。
青=三碧木星
緑=四緑木星
ただちょっと気を付けていただきたいのは、青はクール、集中、感情を抑えるという意味があるので、部屋の中を青色ばかりにすると集中力は上がりますが、感情をおさえてしまうことになってしまうので、ほどほどに。
緑はバランス、調和、リラックスという意味なので、こう、寝室に取り入れるといいかもしれないですね。
今回いろいろ調べていて、一番へえと思ったのが、風神雷神。
確かに、四緑木星には風という意味があり、三碧木星には雷という意味があるけれど、これに、木の入り口と往来の意味を合わせ、お寺の山門に風神、雷神が祭られているとは思いも寄りませんでした。
こういうところに、ちゃんと陰陽五行が活かされている。本当に、日本人は神様と一緒に暮らしてきた民族なんですね。
2020年。令和も始まり、新しい時代のスタート。新しくするためには、何かを整理することもあります。だからこそ、始まりのエネルギーである「木」はとても重要なエネルギーです。ぜひ、生活に取り入れていただいて、何かを始める原動力にしてください。
木の宿命を持たれている方は、新しい何かを始めることが、ある意味天命。時代のスタートダッシュを切るのは、三碧木星、四緑木星の方なのかもしれません。
「よし、何か始めるか」
ぜひ、そんな思いで、2020年をお過ごしくださいね。あ、水をしっかり飲まれることをお忘れなく。
「木」の宿命を持たれた方の、いやすべての方の開運を、心よりお祈りしております。どうぞ、お幸せに。
開運陰陽五行シリーズ
- 第1回『木』(三碧木星・四緑木星):スタートダッシュ!
- 第2回『火』(九紫火星):何度でも。
- 第3回『土』(二黒土星・五黄土星・八白土星):BELOVED.
- 第4回『金』(六白金星・七赤金星):天使と悪魔。
- 第5回『水』(一白水星):笑顔の行方。